当院の改善実績 「変形性股関節症の歩行時痛と違和感」 ■ご来院時のお悩みと身体の状態 初めて来ていただいた時は、変形性股関節症と 診断されていて歩くだけで痛みが強く出ていま した。また、股関節だけでなく膝の痛みもあり、 自転車も漕ぎにくく日常生活に支障が 出ていました。 ■変形性股関節症とは? 変形性股関節症は、加齢による関節軟骨の摩耗 や若い頃からの疾患(特に臼蓋形成不全)が原因 となって発症することが多いです。 『どんな症状?』 症状は進行度によって変わります。 ・初期 この段階では、まだ軟骨のすり減りや骨の変形は 軽度です。 主な症状は、立ち上がりや、歩き始め、階段の昇り 降りなどの動き始めに鈍い痛みを感じます。 しばらく動いていると痛みが落ち着いてくることが 多いです。 また、痛みだけでなく、股関節周りの重だるさ、 突っ張る感覚も起こることがあります。 ・進行期 軟骨のすり減りが進み、骨の変形も始まります。 歩行時や階段の昇り降りで強い痛みを感じます。 休息してもなかなか痛みが引かなくなります。 可動域も悪くなり、足の爪切りや靴下を履く、 しゃがむ、正座、あぐらをかくなどが困難に なってきます。 また、痛みと可動域制限により、足を引きずる ような歩き方になる方もいます。 ・末期 軟骨がほとんどなくなり、骨同士がぶつかり合う ようになります。 安静時や夜間にも強い痛みが持続して眠れないこと もあります。 また、少し歩いただけで激しい痛みが出るため、 杖や歩行器なしでは歩けなくなることもあります。 関節の変形が進むことで、左右の足の長さが 変わってしまうこともあります■実施した施術 ・検査時に臀部の筋肉や腸腰筋、太もも (大腿四頭筋)の硬さが痛みを強くしていることが 分かったため、手技施術と骨盤リリースという施術 で柔軟性に対してアプローチを 行いました。 ・人の『第2の土台』と呼ばれる足首の歪み(距骨) があったため、歩行時の安定性を上げられるよう 調節を行いました。 ・年齢を重ねると、関節内の潤滑液が不足 してきます。不足すると関節痛を強くするため、 潤滑液が出るようにアプローチをして関節の動き をスムーズにできるようにしました。 ・股関節周囲に機械的刺激を入れて痛みの閾値を 上げられるよう、楽トレのリラクゼーションモード を使いました。 ■その後の経過 少しずつ股関節や膝関節の痛みが落ち着き、 可動域も少しずつ上がってきました。 歩く時も痛みが落ち着いてきたため、最初に比べ スムーズに歩けるようになり、自転車も乗りやすく なってきたそうです。 ■悪化・放置していたらどうなっていたか 当院の考え 変形性股関節症を放置してしまうと、歩行時や 夜間に強い痛みを感じることがあります。その痛み によって、足を引きずるようになったり、手術の 適応になり、『人工関節』になる可能性があります。
■まとめ 1度変形してしまったものを完全に戻すことは出来ませんが、 痛みを落ち着かせたり、可動域をあげることは出来ます。 『これ以上痛みを出したくない』 『手術をしたくない』 『変形性股関節症になりたくない』 こんな想いがありましたら、 1度志村坂上駅前整骨院にご相談ください。