Q.自律神経失調症とは
A.自律神経失調症は「特定の臓器の病気」ではなく、体と心の両面に出る不調の総称です。
Q.自律神経失調症になる原因は
A.自律神経失調症になる原因はひとつではなく、生活習慣・ストレス・体質・ホルモンなど複数の要素が重なって起こることが多いです。
主な原因を整理すると次のとおりです。
1. ストレス
•仕事や人間関係のストレス
•環境の変化(転職、引っ越し、進学など)
•精神的プレッシャーや不安
→ストレスが続くと、交感神経が優位になりっぱなしになり、心身のバランスが崩れます。
2. 生活リズムの乱れ
•睡眠不足、夜更かし
•不規則な食事時間
•運動不足
•スマホ・PCの長時間使用(ブルーライト)
→ 体内時計が狂い、自律神経がうまく切り替わらなくなります。
3. ホルモンバランスの変化
•思春期、妊娠・出産、更年期など
•女性ホルモンや男性ホルモンの変化は、自律神経と深く関係しています。
4. 過労・慢性的な疲労
•仕事や育児の疲れが蓄積
•睡眠で回復しきれない状態が続く
→ 常に体が緊張モードになり、交感神経が休まらない。
5. 体質や性格
•生まれつき敏感(HSP傾向)
•完璧主義、頑張りすぎる性格
•低血圧体質
6. 気候・環境の影響
•季節の変わり目(特に春・秋)
•気圧変化(台風、雨の日)
•室内外の温度差が大きい環境
→自律神経が体温や血圧の調整をする負担が増えます。
Q.HSP傾向とは
A.HSP傾向の方は自律神経失調症になりやすいです。
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、生まれつき非常に感受性が強く、外部からの刺激に敏感な気質を持つ人のことを指しますHSPは病気ではなく、生まれつきの気質です。
自分の特性を理解して、環境を整える事が大事です。
•刺激の少ない環境を作る
•休息をこまめに取る
•自分のペースを大切にすることで、自律神経の不調を予防しやすくなります。
Q.自律神経失調症の症状
A.人によって症状の組み合わせが違うのが特徴です。
•めまい、動悸、息切れ
•頭痛、肩こり
•胃腸の不調(吐き気、便秘・下痢)
•倦怠感、眠れない、気分の落ち込み
Q.自律神経失調症での頭痛について
A.自律神経失調症では頭痛が伴う事が多く、原因については以下になります。
1. 血管の収縮・拡張が乱れる
•自律神経は血管の太さをコントロールしています。
•交感神経が優位になりすぎると血管が収縮 → 脳への血流が減り緊張型頭痛に。
•逆に急に副交感神経が優位になると血管が拡張 → 片頭痛が誘発されることも。
2. 筋肉のこり
•ストレスや緊張で首や肩の筋肉が硬くなると、頭への血流が悪くなり頭痛が出やすい。
•特に長時間のPC・スマホ作業がある人は要注意。
3. 自律神経のリズムが崩れる
•睡眠不足や生活リズムの乱れで自律神経が乱れ、体が常に緊張モードに。
•その結果、頭痛が慢性化することがあります。
当院のメニューには「ドライヘッド」があり、内容としては肩、首から頭にかけて筋肉の緊張を緩め自立神経を整える効果があります。
色々なお客様から
「頭痛がなくなった、頭痛の回数が減った」
「天気痛の症状が軽くなった」
「入眠がスムーズになった、眠りが深くなった」
と嬉しい言葉を頂いております。
Q.自律神経失調症を放っておくと
A.放っておくと、自律神経失調症は慢性化したり、他の不調や病気につながるリスクがあります。
軽いうちは休養や生活リズムの調整で回復することもありますが、長期間続くと心身に大きな負担になります。
● 放置したときに起こりやすいこと
1. 症状が慢性化する
•頭痛・めまい・胃腸の不調が日常的になる
•疲れやすく、常にだるい状態が続く
•睡眠の質が悪化して回復力が下がる
2. 心の不調につながる
•イライラや不安感が強まる
•気分の落ち込みが続き、うつ病や不安障害に発展することもある
•「やる気が出ない」「外に出たくない」といった状態が長引く
3. 身体への影響が広がる
•自律神経が調整している血圧・心拍・体温が乱れ、高血圧や動悸が出やすくなる
•免疫力が下がり、風邪や体調不良にかかりやすくなる
•ホルモンバランスがさらに崩れ、更年期症状が悪化することも
4. 社会生活への影響
•仕事や学校に行けなくなる
•人間関係が負担になり、引きこもりがちになる
•集中力や判断力が低下してミスが増える
5. 血管の収縮・拡張が乱れる
•自律神経は血管の太さをコントロールしています。
•交感神経が優位になりすぎると血管が収縮 → 脳への血流が減り緊張型頭痛に。
•逆に急に副交感神経が優位になると血管が拡張 → 片頭痛が誘発されることも。
Q.自身で出来るケア
A.自身で出来るケアは色々あります!
1. 生活リズムを整える
•毎日同じ時間に寝起きする(平日・休日もできるだけそろえる)
•朝起きたら朝日を浴びる → 体内時計がリセットされる
•眠る前はスマホ・PC・テレビを見ない(ブルーライトは交感神経を刺激)
2. 深呼吸・呼吸法
呼吸は自律神経に直結しています。
おすすめ:4-7-8呼吸法
1.鼻から4秒かけて吸う
2.息を止めて7秒
3.口から8秒かけてゆっくり吐く
→ 副交感神経が優位になり、リラックス&入眠しやすくなるので就寝前が特におすすめです!
3. 軽い運動
•ウォーキング(20〜30分)
•軽いストレッチ、ヨガ
•深呼吸しながら肩回し、首のばし
→ 激しい運動は逆に交感神経を刺激しすぎることがあるので軽めでOK
4. ストレスマネジメント
•好きなことをする時間を作る(音楽、読書、散歩など)
•日記やメモで感情を書き出す
•短時間の瞑想・マインドフルネス
5. 姿勢を整える
•猫背を正すと呼吸が深くなる
•座りすぎを避け、1時間に1回は立ち上がって伸びをする
当院ではストレッチや姿勢を正す事で予防していく事が出来ます!
頭痛や疲れが取りにくい等でお悩みの方は一度相談にいらしてください!
西巣鴨、庚申塚、北区西ケ原地域にお住まいの方はもちろん、その他の地域の方も大歓迎です!
★頑張りすぎずない、少しずつ取り入れる」のが大事★
Q.整体で自律神経失調症は良くなるか
A. 整体で改善しやすい自律神経失調症の症状
1. 緊張型頭痛・肩こり・首こり
•筋肉の緊張をほぐすことで血流が改善
•頭痛の頻度や重さが軽減することが多い
2. めまい・耳鳴り
•首まわりの血流やリンパの流れを整えると改善するケースがある
•姿勢矯正により、頭部への血流が安定しやすい
3. 不眠・浅い眠り
•施術により副交感神経が優位になり、眠りやすくなる
•「整体を受けた日はぐっすり眠れた」という人も多い
4. 倦怠感・だるさ
•血流・リンパの流れが良くなることで体がスッキリ
•呼吸が深くなり、酸素が全身に行き渡る感覚が得られる
5. 自律神経性の胃腸の不調
•背中やお腹まわりを緩めることで、胃腸の働きが整うことがある
•ただし強い腹痛や出血がある場合は医療機関を優先
自律神経失調症でお悩みでしたら今の状態を知るという意味でも一度ご相談にいらしてください。
当院ではお客様のお身体の状態をしっかりと見させて頂き、会話し相談のうえ施術内容・計画を立てていきます。
通い方は生活スタイルによって様々になります。お客様に合った通院ペースや通院プランもご用意しておりますので安心してご相談下さい。








