
日々頭痛に悩まれている方は多く、ドラッグストアでもたくさんの頭痛薬が店頭に並んでいますね。
人により状態もさまざまで、当院でも「雨が降る前後で痛くなる」「寝起きに痛む」「薬を飲んでもおさまらない」「ストレスが溜まると」などのお話をよくお伺いします。
頭痛にお悩みの皆様へ、改善の一助になれれば幸いです。
1、頭痛が起こる内的要因
内的要因は体の内側に頭痛の原因がある状態です。頭痛は「一次性頭痛」と「二次性頭痛」2つのタイプがあります。
そのうち「二次性頭痛」は併発する他の病気による頭痛を指し、最も注意が必要です。髄膜炎、脳腫瘍、くも膜下出血、硬膜下血腫など命を脅かす場合もあるので、医療機関への早めの受診が必要です。
「一次性頭痛」に分類されるものは片頭痛、緊張型頭痛、そして三叉神経・自律神経性頭痛が挙げられますが、当院に来られる大半は片頭痛と緊張型頭痛で悩まれている方です。
↓詳しくは「4、病院で異常が見つからなかったら(当院での施術)」をご覧ください。
2、頭痛が起こる外的要因
外的な要因で代表的なものは気温・気圧・湿度などによる気象的なものです。
低気圧が近づくと頭痛を発症する方は多いですが、空気中の圧力が下がることにより体内の空気を含む組織や液体が膨張しやすくなり、脳の血管も拡張。膨らんだ血管で神経が圧迫され、頭痛が起こるとされています(外的要因は「片頭痛」と同じものが多いです)。
その他、メガネや帽子による物理的な頭部の圧迫、冷たい物を食べた時の刺激、アルコール摂取後の二日酔いなども代表的な頭痛外的要因です。
3、病院は何科を受診?
「二次性頭痛」の可能性もあるので、最初は病院で診てもらうことをおすすめします。頭痛の診療科は脳神経外科、脳神経内科、神経内科、内科、頭痛外来など多数あるので、判断に困ったらかかりつけ医に相談すると良いでしょう。
かかりつけ医がいない方は、内科や脳神経内科を受診するのが一般的です。
複数の科がある病院ならば総合窓口で症状を伝えて相談すると、適切な科に案内してもらえます。
4、病院で異常が見つからなかったら(当院での施術)
片頭痛
何らかの理由で脳内の血管が拡張したとき、ズキズキと痛みます。周囲の神経を刺激し、さらに炎症物質が血管を拡張して「片頭痛」を強くします。主に目やこめかみのあたりから拍動性の痛みが繰り返し起こり、数時間から数日続くこともあります。寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの乱れ、疲れ、光や音などの強い刺激などが片頭痛の誘因と言われています。
緊張型頭痛
頭から首・肩回りにかけての筋肉が緊張し、頭部への血流が滞ることで発生します。
デスクワークなど長時間同じ姿勢で過ごすことによる首肩の緊張、悪い姿勢でのスマートフォンを操作、ストレスや寝不足などの疲労も発症の原因になり得ます。
どちらも根本的な原因として自律神経の乱れや姿勢不良などにより、慢性的な筋肉の緊張が見られます。
筋肉の緊張については、硬くなっている筋肉へ重点的にアプローチするドライヘッドマッサージ、肩甲骨はがし、姿勢ストレッチ矯正などを行います。
姿勢不良については骨格矯正、姿勢ストレッチ矯正が効果的です。加えて緊張型頭痛の方には、筋肉をほぐすマッサージも行います。
5、頭痛の改善までかかる時間
頭痛においては施術後すぐに効果を感じる方が多いと思います。頭痛の主な原因が血流障害によるものですので、施術後は血流量が大きく変わるため、直後に変化を感じやすいのです。ただ「頭痛が全く出ない」状態にまで持っていくには時間がかかります。筋トレや柔軟と同じように体質改善は徐々に変化が現れてくるので、定着するまでは少し頑張る必要があります。
頻度としては週1~3回の通院が効果的です(早く改善したい場合はペースを上げても問題ありません)。当院では患者様それぞれの生活スタイルに合わせてペースやプランを調整できますので、安心してご相談下さい。
6、自分でできる頭痛セルフケア
片頭痛の方
血管拡張を助長する食べ物もあるため、食生活にも気を配る必要があります。チョコレート、ハム、チーズ、ワインを食した際に症状が出る場合は避けた方が良いでしょう。逆にカフェインは血管を収縮させる作用があるため、症状を抑えるのに有効なようです。
光や大きな刺激は興奮を促すため、こちらも頭痛の原因になり得ます。症状が出たら暗い部屋で安静にし、痛みのある患部に冷えたタオルなどを当てるなどリラックスできる状態を作ります。
緊張型頭痛の方
緊張型頭痛は血流障害が原因なので、首肩周りの血流を促す対策を取り入れます。首や肩のストレッチ、肩関節を意識した運動が有効です。デスクワークなど同じ姿勢で長時間過ごす環境にある方は、首や肩を動かすルーティンを取り入れてみましょう。例えば1時間のうち55分仕事をしたら5分間首肩の体操をするなど、ご自身で「ちょうど良い」と感じる決まりを作ります。
習慣化することで徐々に改善が見られると思います。
健康器具を使用して筋肉をほぐすのも有効ですが、やりすぎで返って身体を痛めてしまわないように気をつけてください。
長年の慢性的な頭痛にお悩みの方、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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