Q.腰痛の原因はなんですか?
A.腰痛は運動不足やストレス、さまざな原因があります。
なかでも代表的なものが筋肉の緊張が原因の腰痛で、他には神経の圧迫が原因の腰痛、椎間板など関節の障害が原因の腰痛、内蔵疾患が原因の腰痛が挙げられます。
筋肉の緊張の場合はデスクワーク、運転等長時間同じ姿勢や立ち仕事や力仕事により筋肉に負担がかかり腰痛を起こすケースです。
初めのうちは夕方以降や仕事終わりに「腰が重い、痛いなぁ」と感じる程度ですが、その状態を放置しておくと朝から痛んでしまったり痛みが出る頻度、時間が多くなってきます。
さらにその状態を放置してしまうと硬くなった筋肉が神経に触れてしまい痛みとともに下肢に痺れが出ることもあり、筋肉が硬くなってくると骨間の内圧が高まり椎間板ヘルニアに陥ることも少なくありません。
大山近辺にご住まいの方は板橋区役所や池袋が近いこともありデスクワークで腰痛でお悩みの方が多くいる印象です。
基本的に日々の積み重ねで起こる症状ですので少しでも腰に違和感がある場合は早めのケアをお勧めします。
Q.腰痛の予防方法はありますか?
A.腰痛の予防には、身体の歪みを治すための施術、正しい姿勢を保つための意識、適度な運動をする、重いものを持ち上げる際には腰を曲げずに膝を使うなどが挙げられます。
基本的に骨格矯正や腰回りの柔軟性を上げていくことをお勧めしていますが、家で行うセルフストレッチ、ウォーキング、体幹トレーニング、運動が難しい場合はまずは腹式呼吸を意識的に行いお腹の筋肉を使ってあげることで予防につながります。
腰だけではなく、骨格や他の筋肉で腰を支えていけるようになるのが重要です。
Q.腰痛が続く場合、どのような施術が有効ですか?
A.急性と慢性の腰痛だと施術が異なります。急性の場合は痛みが強く炎症を起こしていることがほとんどなので手技療法で硬くなった筋肉を緩め炎症を起こしている部分には電気療法を行います。
当院では慢性の場合は骨盤の歪みを整えたり、腰、臀部、下肢の柔軟性の向上、自律神経を整え睡眠の質の向上、楽トレという高周波の電気でインナーマッスル鍛える施術を行い根本的に改善させていきます。
Q.腰痛と腰椎椎間板ヘルニアは関係がありますか?
A.腰痛と腰椎椎間板ヘルニアは関係があります。
事故や強い衝撃を受けた場合のヘルニアももちろんございますが上記で説明した通り慢性的な腰痛であっても徐々に骨や関節に負担がかかり続けると限界をむかえヘルニアに移行するリスクもあります。
慢性症状を放置した結果40~50代でヘルニアになるケースも多いです。
Q.腰痛と坐骨神経痛の違いはなんですか?
A.腰痛は腰まわりの筋肉が硬くなる事により腰まわりも痛みが出ますが、坐骨神経痛は坐骨神経が圧迫され腰から足にかけて痺れと痛みが広範囲に出てひどい場合は安静時も痛みが強くあらわれます。
デスクワークで長時間座り続けることによる坐骨神経の圧迫も原因として挙げられますが、多いのは立ち仕事や産後による筋肉の負荷により硬くなった筋肉が坐骨神経の圧迫につながるケースがです。
基本的にどのような職種でも坐骨神経痛につながることがあります。
Q.腰痛の症状がひどい場合はどうすればいいですか?
A.症状によりますが痛みが強く動けない場合は安静にするといいでしょう。
ぎっくり腰による痛みであれば基本的に筋肉の炎症は72時間で収まると言われているのでその後に施術を受けるか、痛みが強くても動ける場合は近くの施術院で早めに施術する事をおすすめします。
痛みだけではなく、痺れが出ていたり、痛みが広範囲にある場合はレントゲンやMRIをとることで適切な施術を受けることができます。
Q.腰痛用のサポーターは効果がありますか?
A.腰痛用のサポーターは、腰部の安定をサポートし、姿勢を正すことで腰痛の緩和に効果があります。
痛みが軽減したら外す時間を増やさないと筋肉が低下し腰痛が誘発しやすくなる場合もあるので注意しましょう。
Q.腰痛の改善に時間がかかることはありますか?
A.腰痛の症状や原因によって異なりますが、軽度の腰痛であれば比較的早く改善することがありますが、重度の場合は時間がかかることがあります。
痛みが落ち着いたとしても繰り返し施術を受けることで改善されてきます。そのため根本的に改善するには時間がかかることが前提になります。
早く改善したいのであれば週2.3、1.2回受けることをお勧めしていますが、2週に1回でも少しずつ改善していきます。
高頻度で通うことが難しいのであれば改善だけではなく、ぎっくり腰や坐骨神経痛、椎間板ヘルニアにならないように予防していくという考え方も重要です。
Q.骨格矯正をしているのに腰痛が中々改善しないのはなぜですか?
A.確かに骨格矯正は腰痛に効果的なものですが、腰痛が起こる理由として骨格だけではなく、腰回りの柔軟性の低下や、運動不足による筋力低下、ストレスによる自律神経の乱れも腰痛に繋がるため骨格矯正で腰痛がよくならない場合はそれらの原因の可能性が高いです。
Q.腰痛対策のセルフストレッチはありますか?
A.簡単にできるストレッチをご紹介します。
1. 仰向けに寝て両膝を立てて、両手を頭の後ろに組みます。膝をゆっくりと左右に倒して、腰のストレッチをします。
2. 仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せます。反対側の脚は伸ばしたままで、ゆっくりと膝を引き寄せた脚を交互に行います。
3. 床に座り、脚を前に伸ばします。片脚を曲げて反対側の脚を抱え込み、反対側の手を後ろで床につきます。この状態で反対の手を上に伸ばし、腰を伸ばします。
4. 四つんばいの姿勢で、背中を伸ばすように丸めます。その後、反対に背中を反らせるようにします。