Q.1:むくみはどうして起こるの?
A.A:体内では血液とリンパ液が循環して余分な水分や老廃物を運びます。むくみはこの循環(静脈還流やリンパ流)が滞り、組織の間に水分が溜まることで起こります。原因は塩分過多・長時間の同一姿勢・筋力低下・ホルモン変動・内臓疾患など多岐にわたります。症状が片側だけ強い、急に悪化する、痛みや発赤を伴う場合は深刻な病気(静脈血栓症や感染など)の可能性があるため早めに医師を受診してください。整体では筋肉と関節の動きを整え、リンパや血流が流れやすい状態を作るサポートが可能です。
Q.2:夕方になると特にむくむのはなぜ?
A.A:重力の影響で1日中起きていると水分が下肢に溜まりやすくなります。立ち仕事や長時間のデスクワークでふくらはぎ(ポンプ機能)が働かないと還流が悪くなり、夕方にむくみが目立ちます。対策はこまめに立ち上がって歩く、足首の運動やふくらはぎマッサージ、弾性ストッキングの利用、夕方に塩分の多い食事を避けることです。症状が毎日同じ時間に極端に悪くなる場合は循環器や腎臓の検査が必要な場合があります。
Q.3:足だけでなく顔もむくむのは普通?
A.A:朝に顔がむくむのは寝ている間に体液が体幹や顔に分布するため、よくある現象です。特に睡眠時の体位(うつぶせ)、塩分摂取、アルコール、睡眠不足が影響します。慢性的に朝の顔のむくみが強い場合や眼の周りが腫れぼったい、視界や呼吸に影響がある場合は甲状腺や腎臓の疾患、アレルギーの可能性も考えられるため専門医受診を。簡単なセルフケアは枕の高さ調整(頭を少し高くする)、就寝前の塩分・水分摂取を控える、朝の軽い顔のマッサージです。
Q.4:むくみと冷えは関係ありますか?
A.A:深く関係します。冷えると末梢血管が収縮して血流が悪くなり、静脈還流とリンパの流れが滞ります。特に下半身の冷えはふくらはぎのポンプ作用を低下させ、むくみを助長します。対策は足首や下腹部を温める、温かい飲み物や入浴で全身を温める、適度な運動で筋ポンプ機能を高めること。整体では血流改善を促す施術や姿勢改善で冷えとむくみの悪循環を断ち切るのに役立ちます。
Q.5:水を飲むとむくみますか?
A.A:適切な水分摂取自体がむくみを直接起こすことは少ないです。逆に水分不足は血液が濃縮して血流が悪くなり、むくみを招くことがあります。ただし塩分過多と組み合わさると体が水分を保持しやすくなるため結果的にむくむことがあります。目安は1日1〜1.5L程度(活動量や気候で変動)。就寝直前の大量飲水やアルコールは避け、こまめに少量ずつ飲む習慣が望ましいです。
Q.6:塩分の摂りすぎはむくみの原因ですか?
A.A:はい。塩分(ナトリウム)を多く摂ると体は浸透圧を保つために水分を保持し、結果として組織に水が溜まりやすくなります。加工食品や外食、味付けの濃い食事に注意。対策は減塩(まずは目標1日6〜7g未満を意識)、カリウムを含む食品(バナナ・ほうれん草・いも類など)を取り入れて余分なナトリウムの排出を助けることです。急激な塩分制限を行う場合や高血圧・腎疾患がある方は医師と相談してください。
Q.7:むくみは運動不足と関係ありますか?
A.A:深く関係します。特にふくらはぎの筋肉は“第二の心臓”と呼ばれ、下肢の血液・リンパを心臓へ戻す役割を担います。運動不足でこの筋ポンプが働かないと、下肢に水分が溜まりやすくなります。対策は日常的に歩く、階段を使う、座り仕事中に足首回しやつま先立ちをするなどの簡単な運動を取り入れること。整体では筋肉の緊張をほぐし動きやすくすることで運動効果を高めます。
Q.8:むくみを放置するとどうなりますか?
A.A:一時的なむくみは問題ないことが多いですが、慢性化するとだるさや疲れやすさ、可動域制限、皮膚の硬化(長期的には皮膚の弾力低下)などを招きます。また重度のむくみは血液循環やリンパの慢性的な障害を示すことがあり、静脈瘤やリンパ浮腫、心不全・腎不全のサインである場合もあります。症状が長引く・片側だけ・強い痛みや発赤・皮膚温の変化がある場合は医療機関での検査をおすすめします。
当院ではフットリンパケアというむくみ改善のメニューがあり、実際にお客様から
「足が軽くなった!」
「足回りがスッキリした」
「肩甲骨や肩、腕の可動域が変わった、動かしやすくなった! 」
と嬉しい言葉を頂いております。
Q.9:整体でむくみは改善できますか?
A.A:整体はむくみ改善の有効なサポートになります。具体的には筋肉の緊張緩和・関節の可動性改善・姿勢矯正を行い、リンパや静脈の流れがスムーズになるように導きます。手技で直接リンパや筋膜にアプローチすることで短期的にむくみが軽くなる方も多いです。ただし、心不全や腎不全など内科的原因がある場合は先に医療機関での診断が必要です。整体はあくまで循環改善の補助とお考えください。
むくみでお悩みの方は是非一度当院へご相談にいらしてください!
西巣鴨、庚申塚、北区西ケ原地域にお住まいの方はもちろん、その他の地域の方も大歓迎です!
Q.10:自宅でできる具体的なむくみ対策は?
A.A:すぐできる対策をまとめます。
1.足首回し・ふくらはぎマッサージ:足首を10回ずつ回し、ふくらはぎを下から上へ優しくさする。
2.つま先立ち運動:20回を1セット、1日数回行う(筋ポンプ活性化)。
3.入浴(足湯やぬるめの全身浴):血流を促し排出を助ける。
4.水分をこまめに摂る:少量を頻回に、就寝前の大量摂取は避ける。
5.塩分コントロールとカリウム摂取:加工食品を減らし、野菜や果物を摂る。
6.室内の適度な湿度(加湿)と足元を冷やさない:冷え対策は重要です。
これらを1〜2週間続けても改善が見られない場合や、急に悪化した場合は医療機関の受診を推奨します。









